2004年12月31日金曜日

2004年間MIPは臼井幸平

2004best11 「しゅりんぷと横浜FC」主催、MIP投票所「一節一票(笑)」で、2004シーズンのMIPは臼井幸平選手#3が受賞となりました。投票総数776票。皆様の投票に感謝しています。ありがとうございました。
1位の臼井幸平(うすい・こうへい)選手#3は、フィールドプレーヤーではチームトップの43試合先発出場。昨シーズンは様々なポジションでユーティリティな使われ方でしたが、今シーズンは左右のサイドハーフまたはウイングに固定され、横浜FCの攻撃の核として活躍しました。得点もチーム最多タイの8(リーグ戦7+天皇杯1)。1対1を仕掛けていくドリブル突破のスピードと技で、チーム全体が盛り下がってしまうような試合でも、臼井選手#3はピッチで光り続けます。勝ちたいという気持ちがファンに伝わってくる横浜FCの顔といえる選手となりました。
2位の山尾光則(やまお・みつのり)選手#26選手は、39試合の先発出場。副キャプテンとして、第26節・水戸戦以降、得点することに集中したいというキャプテン・城#25の意向で、ゲームキャプテンを任されました。チームのデフェンスリーダーとして、失点を昨シーズンの88から50へと大幅に改善。チームの柱です。熱狂的なファンにも支えられて、弊サイトのMIP投票では2位となりました。
3位・菅野孝憲(すげの・たかのり)選手#21は、累積警告で出場停止処分となった第41節・大宮戦以外のすべての試合で先発出場。横浜FCの不動の守護神です。ゴールキーパーとしては小柄な選手ですが、超人的な瞬発力で相手の決定機をスーパーセーブでことごとく潰してくれました。今シーズンの高いディフェンスラインの採用は、菅野#21のふてぶてしささえも匂わせる冷静なゴールキーパーぶりが可能にしたといっても過言ではありません。それどころか、第22節・鳥栖戦では、自陣左サイド、ペナルティーエリアぎりぎりのところからのフリーキックで、Jリーグ史上最長記録となる88mゴールを決めたのには、さすがに驚きました。。
今シーズンの横浜FCのチームスローガンは「PLAYER'S POWER~勝利をつかめ~YOKOHAMA FC SPIRITS」。まさに選手一人一人のがんばりを期待したシーズンでもありました。横浜FCに所属するとても個性的な選手達がそれぞれの持ち味を出して戦ってくれたと思います。なお、当投票では、対象選手が「出場選手」に限られていること、MVPではなくMIPで「もっとも印象に残った選手」という曖昧な基準のため投票者に様々な解釈ができるようになっていますので、実際の選手の貢献度やパフォーマンスを評価するものではありません。年間コンスタントに出場すること、熱狂的なファンがいること、ゴールを決める(決めさせない)こと等、が得票の大きな要素になり、いぶし銀の活躍をしている選手や、出場機会が少なくても素晴らしいプレーをしている選手の得票が比較的少なくなる傾向は否めません。ただ、プロの選手として、応援している人々の「印象に残る」ということは、とても素晴らしいことだと考えます。来年もシーズン開幕からMIP投票を再開しますので、是非、皆様ご協力の程よろしくお願いいたしますm(_ _)m。 →「一節一票」

ベストマッチは43節・湘南戦

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「しゅりんぷと横浜FC」主催・「2004J2リーグ横浜FCベストマッチ投票!~あなたにとって今年のベストマッチは?~」は、31日を持って投票を終了、48名もの方々にご投票いただきました。ご協力ありがとうございました。第1位は、第43節の湘南戦。今年最後のホームゲームは神奈川ダービーでした。今期大活躍の臼井#3の2得点で同点に追いつき、キャプン城#25の真骨頂のヘディングゴールで大逆転。三ツ沢公園球技場がひとつになって喜びを爆発させました。第2位の開幕戦・仙台戦では、昨シーズンの開幕・札幌戦同様、J1降格組相手に胸のすくような快勝。今期シーズンの快進撃を夢見させてくれました。第3位の第22節・鳥栖戦では、なんといってもGK・菅野#21。彼の「自陣左サイド、ペナルティーエリアぎりぎりのところ」からフリーキックでの88mゴールは、Jリーグ史上最長記録となりました。守護神・菅野#21の存在はとても大きく、彼のスーパーセーブに何度も助けられたシーズンでもありました。もっとたくさんのベストマッチを語れるように、来年がんばりましょう。→横浜FCベストマッチ

2004年12月26日日曜日

納会、大盛況

26日、横浜のBenny's Placeで、YOKOHAMAゴール裏主催の「横浜FCサポーター納会」が開催され、約70名の「横浜FCを愛している人」が集結した。ゴール裏、バックスタンド、メインスタンドで応援している人々、ゲームスチュワートとして横浜FCを支えてきた人々が、懇親を深めた。抽選会では、マチュー#6のゲームシャツをはじめ豪華景品が提供され、会場は大いに盛り上がった。この会を企画・運営していただいたYOKOHAMAゴール裏の皆様ありがとうございました。今後とも、横浜FCを盛り上げていきましょう!

2004年12月25日土曜日

マチューはオランダへ帰国?

 24日、オランダリーグ2部のFCフォレンダム(FC Volendam)は、公式サイトで「マシュー・ブーツが帰ってくる(Mathieu Boots keert terug bij FC Volendam)」と伝えた。マチュー#6は、1998年から2001年までフォレンダムに所属していた。現在、チームは10勝4敗4分のリーグ3位。 →FC Volendam

それぞれの天皇杯・準決勝

第84回・天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝、「大黒将志」改め「ガンバ大阪」戦で、ヴェルディのGK・水原大樹は、ベンチ入りしたが出場機会はなかった。試合は3-1でヴェルディが勝利。決勝戦を昨年の覇者・磐田と戦う。

2004年12月24日金曜日

ヘッドコーチも交代

横浜FCは、阪倉裕二コーチと「来期の契約を更新しない」こと、「来季のコーチとして、喜熨斗勝史(きのし・かつひと)の就任が決定」したと発表した。
阪倉コーチは、横浜FC創立以来、ヘッドコーチとして横浜FCを支えてきたスタッフ。リティ、永井、信籐、リティと監督が変わる中、阪倉コーチだけはチームを守り続けてきました。特に、永井監督更迭直後の01シーズンJ2リーグ第32節・仙台戦で監督代行として采配を揮い前半4失点後の後半怒涛の追い上げの3得点で惜敗した夢の島での試合は、心に深く残っています。熱いハートで、今まで横浜FCを盛り上げていただきありがとうございました。今後の活躍お祈りしております。
喜熨斗新コーチは、ベルマーレ、セレッソ、浦和、大宮でフィジカルコーチを歴任。04シーズンは神戸の三浦和良のパーソナルコーチだった。安達新監督とは、95年のベルマーレから99年のセレッソまで、同じチームに所属。現在、東京大学大学院博士課程に在籍しており、日本体育学会日本フットボール学会でも発表している知性派。ようこそ、横浜FCへ。選手達をよろしくご指導お願いいたします。 →横浜FC移籍情報

2004年12月22日水曜日

淳吾を完全移籍で獲得!

横浜FCは、03年6月に広島から期限付き移籍していたDF・河野淳吾#14が「横浜FCへ完全移籍することが決定」したと発表した。湯河原出身、清水商でキャプテンを務めたストッパーは、横浜FCでセンターバック、ボランチ、右サイドバックなど守備的なポジションのみならず、ヘディングの強さを生かしてフォワードとしても起用されている。03シーズンJ2リーグ24節・大宮戦で、開始1分にGK菅野#21が退場処分になった際、リザーブにGKを登録していなかったため、河野#14がGKを志願。3失点をしたものの、89分間ゴールマウスを果敢に守ったこともあった。来年も一緒に戦うことができて嬉しいです。 →オフィシャルサイト

2004年12月21日火曜日

05シーズン開幕は湘南戦

Jリーグは、J2リーグ05シーズンの日程を発表した。開幕戦は3月5日(土)。横浜FCはアウェイで湘南と対戦する。なお、05シーズンのJ2リーグは、J1に昇格した川崎、大宮の代わりに、JFLからザスパ草津、徳島ヴォルティスが加わり、横浜FCは、札幌、山形、仙台、草津、水戸、湘南、甲府、京都、徳島、福岡、鳥栖の11チームとホームアンドアウェイの4回戦総当りで、44節の長丁場を戦うことになる。→Jリーグ公式サイト

ヨコ、帰らず

横浜FCは、甲府へ期限付き移籍中のMF横山博敏#13が「ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍することが決定」したと、発表した。横山#13は、00年度にジェフユナイテッド市原より移籍、スピードある切れ味鋭いドリブル突破を得意とする左サイドのMFで、セットプレーでのキッカーとしても活躍。横浜FCでは、今シーズン1試合スタメン11試合で途中出場。7月2日の第21節・川崎戦(0-2)以降出場機会がなく、今年9月1日から甲府に期限付き移籍していた。ヨコ、今まで横浜FCを支えていただき、ありがとうございました。横浜FC戦以外で甲府での活躍お祈りしております。 →横浜FC移籍情報

2004年12月20日月曜日

ゴールはフォワードのアピール条件

19日、横浜FCのFW・大久保哲哉#20は、鳥栖の練習生として練習試合・東福岡高校戦に先発フル出場し、36分と44分にゴールを決めた。大久保は今月2日、横浜FCから契約非継続選手として発表され、16日のJリーグ合同トライアウトにも参加していた。 →サガン鳥栖公式ウェブサイト (タレコミ by Muhさん

2004年12月19日日曜日

オフ企画番組

SKY PerfecTV !は、2004年Jリーグオフ企画番組「Jリーグ28」の横浜FC版を、初回放送・1月6日(木)18:00(Ch.181)、再放送・1月9日(日)19:00にCh.181にて放送する。内容は昨年同様、選手・監督の素顔やホームタウン注目スポット等を新着映像で紹介するもので、今年は60分番組となった。

それぞれの天皇杯・準々決勝

第84回・天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝、ヴェルディ戦で、ザスパ草津(JFL)のFW・佐藤正美は後半9分から途中出場した。ヴェルディのGK・水原大樹はベンチ入りしたが、出場機会がなかった。試合は、ベルディが0-3が勝利し準決勝進出。

F!元町店じまい

横浜FCのオフィシャルクラブショップ「F!元町」は、横浜元町にある店舗を「諸般の事情により2005年1月16日(日)をもって閉店」、同所に置いていた「横浜FCクラブメンバー事務局」も移転すると発表した。「今後は、新たなクラブショップ展開を計画しております」とのこと。「F!元町」は、新年1月4日からの恒例となった限定120袋の壱万円「お年玉福袋」の販売に加え、16日の閉店までセールを行う。なお、今月14日には、クラブ事務所に隣接し、横浜FCの練習にも使用されていた「ミズノフットサルプラザ日吉」を、土地を賃借していた地主様のご都合で、来年3月21日をもって閉鎖すると、ミズノアルファーサービス㈱が発表している。→オフィシャルサイト

2004年12月18日土曜日

横浜FCサポーター納会開催

 26日、横浜のBenny's Placeで、YOKOHAMAゴール裏主催の「横浜FCサポーター納会」が開催されることとなった。参加資格は、「横浜FCを愛している人なら誰でも」。詳細はこちらです。

2004年12月17日金曜日

今年もトライアウト開催

 16日、日立柏サッカー場でJリーグ選手協会が主催した第1回Jリーグ合同トライアウトが開催され、横浜FCからは、今月2日に契約非継続選手として発表された増田功作#11、大久保哲哉#20、森戸壯介#24の3選手が参加した。また、かつて横浜FCに所属した松田正俊、高木成太、中尾康二も参加。第2回は来年1月11日に行われる。新天地が見つかって大好きなサッカーをプロとしてできるよう心からお祈りしております。 →Jリーグ選手協会

2004年12月16日木曜日

それぞれの天皇杯・5回戦

 第84回・天皇杯全日本サッカー選手権大会5回戦、マリノス戦で、ザスパ草津(JFL)の佐藤正美は後半15分から途中出場。Jリーグ年間王者相手にふたりの退場者を出す苦しい試合展開のなか、2-1の延長Vゴールでの勝利に貢献した。また、水原大樹の所属するヴェルディ(J1)は、名古屋に2-1で勝利。水原はベンチ入りしたが、出場機会がなかった。結果、準々決勝で佐藤の草津と水原のヴェルディが対戦することとなった。

足達新監督、よろしくお願いします

横浜FCは、「来季の監督に足達勇輔氏の就任が決定」したと発表した。2007年1月までの2年契約。安達新監督は、ベルマーレとセレッソの下部組織で監督・コーチを経験、02シーズンから新潟のアマチュア組織であるJAPANサッカーカレッジ監督を勤めていた。1961年12月生まれの43歳。就任にあたり、「まずは、個々の選手の能力のベースアップをはかりたい。そして横浜FCを闘える集団にしたいと思っています」とコメントした。小中学校向けのサッカーのビデオ(攻撃守備)も監修。選手は予習しておいてください(笑)。ようこそ、横浜FCへ。共にJ1へ行きましょう。 →オフィシャルサイト


2004年12月13日月曜日

お疲れ様でした。

 横浜FCは、12月14日で「2004シーズンの公式戦および練習日程をすべて終了し、12月15日(水)からオフ期間」に入ると発表した。1年間お疲れ様でした。来年、一緒に戦いましょう。 →オフィシャルサイト

最後の最後まで戦い尽くした

 天皇杯5回戦・ガンバ戦後の監督記者会見で、リティは、今年1年の総括として、「最後の3ヶ月間にうまく、われわれのやろうとしていることができていたという点で、まあチームとして形になりつつあった」とチーム作りについては意思半ばだったと語った。若手の育成については、「中島、菅野、内田といった選手達も含め、若手の成長も彼らの将来の導きの方向性もうまくいったのではないか」と、コメント。練習場の制約など厳しい環境のなかで共に成長してきたチーム・選手たち「ある意味、私の子供達と言えるようなところから離れなければいけなくなる」ことが悲しいと告白した。 →オフィシャルサイト

2004年12月12日日曜日

天皇杯5回戦・大黒将志、忘れまじ

 第84回天皇杯サッカー選手権大会・5回戦、横浜FCは、大黒将志と愛媛県総合運動公園陸上競技場で対戦、0-5(前半:0-2、後半:0-3)で大敗しました。横浜FCは今シーズンのすべての公式戦を終了しました。今年1年お疲れ様でした。そして、ありがとう。


出場選手:
GK 菅野 #21
DF 重田 #2 >>> 65分 MF 内田 #10
DF スティーブン #15
DF 山尾 #26 >>> 46分 DF 河野 #14
DF 中島 #27
MF 臼井 #3
MF マチュー #6
MF 小野信 #18
MF 大友 #22
FW 北村 #17 >>> 57分 GK 柴崎 #12
FW 城 #25


リザーブ:吉武 #8、杉本#16
得点:なし
失点:26分 大黒将志、44分 大黒将志、59分 大黒将志、78分 大黒将志、79分 大黒将志
警告:18分 城 #25、53分 マチュー #6
退場:55分 菅野 #21
gamba


2004年12月8日水曜日

本当ですか?

スポーツ報知は、横浜FCの次期監督にJAPANサッカーカレッジの「足達勇輔監督(43)の就任が決定的であることが7日、明らかになった」と報道した。スポーツ報知は、2002年11月27日に当時横浜FC監督・信籐の後任に「ピッコリの就任が有力」と報道したことがある。

2004年12月4日土曜日

この場に立てたことが自分にとって自信になった

横浜FCのキャプテン城彰二#25は、「新潟県中越地震復興支援チャリティーマッチ・がんばれ新潟!」・アルビレックス新潟戦で、「ジーコジャパン・ドリームチーム」のFWとして後半16分から三浦和良に代わって出場した。試合後、三浦和のパフォーマンスに刺激を受けた城#25は、「37歳であれだけできるカズさんを見て、自分もあと10年は頑張れる」とコメントした。それを受けて三浦は、城#25について「29歳という年齢を考えるとまだまだ鍛えることができるし、考え方ひとつでまたいいパフォーマンスもできる」、「今ゼロからの出発で謙虚にやっていくべきだと思う」とエールを送った。城#25は日本代表復帰について、「チャンスはあるとジーコも言っていたので、頑張ろうと思った」と決意を表明した。 →スポーツナビ

2004年12月3日金曜日

新スポンサー発表・食の面からもサポート

 横浜FCは、株式会社レオックジャパン様と「オフィシャルクラブパートナーの契約」を結んだと発表した。05シーズンの公式戦ユニフォームの袖とトレーニングウエアの胸に「LEOC」のロゴマークを掲出する。レオックジャパン様は、「社員食堂・病院・福祉施設・学校等でお食事を提供している総合コントラクトフードサービス企業」で、04シーズンのヴェルディの胸のスポンサーとしても有名。横浜FCをご支援いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

さらに二人

 横浜FCは、43節・湘南戦終了後に行われた「ホーム最終戦セレモニー」で退団を告白していた「マチュー」ことマシュー・ブーツ#6と、「退任が決定的」と報道されていたピエール・リトバルスキー監督について、来期は契約を更新しないと発表した。リティは、「契約期間の満了」で、天皇杯は指揮を執る。現在のチームの中心選手と、横浜FC創立時にも共に戦った監督の退団は、正直とても悲しいです。 →横浜FC移籍情報

2004年12月2日木曜日

今年は4人

 今年も辛く悲しい季節がやってきました。横浜FCは、増田功作#11、森俊祐#19、大久保哲哉#20、森戸荘介#24の4選手と来季は契約を更新しない、と発表した。今まで横浜FCを支えてくれてありがとうございました。新天地を見つけ活躍されることを心からお祈りいたします。 →横浜FC移籍情報

広島は河野と真中靖と契約延長せず

中国新聞は、J1広島が、今季横浜FCに期限付き移籍しているFW・真中靖夫#28とDF・河野淳吾#14と「来季の契約を結ばないことが1日、分かった」と報道した。両選手とも「現役続行を希望している」とのこと。 →中国新聞