2005年10月29日土曜日

第38節・危機管理能力の欠如

051029  J2リーグ第38節、横浜FCは、キャプテン吉本岳史とレフティー栗田泰次郎を先発出場させ、森田真吾をベンチに入れた水戸ホーリーホックとアウェイ・笠松競技場で対戦、0-1(前半:0-0、後半:0-1)で敗北しました。勝てば10位へ浮上する大事な試合に、GK・小山#1が横浜FCの公式戦で初出場したのですが…。トゥイード#4、浮氣#31のふたりのレギュラー格センターバックを怪我で欠き、センターバック対応の富永#3もサイドバック対応の小野智#7も累積警告で出場停止。ディフェンスラインの非常事態に、足達監督は、早川#5がセンターバックもできるとはいえ、サイドバックにすらサブメンバーをベンチ入りさせませんでした。不安は試合早々8分に的中。山尾#26が8分に負傷退場してしまい、右サイドバックの早川#5をセンターバックに移動し、湘南でもサイドバックをやらされていた高田#32を右サイドバックとして起用。高田#32がウイングバックのような位置でプレーするため、実質変則3バックに。攻撃の基点となるべき山口#30が、ディフェンスラインのフォローのため深い位置で守備をせざるを得なってしまいます。そんな不安定な状況の中、横浜FCも果敢に攻めますが、水戸のGK本間の再三のスーパーセーブで得点できす、一方、水戸の再三のミスに守備陣も助けられていました。ところが、後半、横浜FCの中盤の運動量が落ちると、攻撃のチャンスも作れなくなり、85分、それまでなんとか踏ん張っていた早川#5の後方からのタックルが退場処分との判定、PKを吉本に決められてしまいました。けっしてチーム状態や試合内容が良いとは思えない水戸に勝てないとは、何か根本的な問題があると言わざるを得ません。

出場選手:
GK 小山#1
DF 早川#5
DF 河野#14
DF 山尾#26 >>> 8分 FW高田#32
DF 中島#27
MF 北村#17
MF 内田#10 >>> 51分 MF 小野信 #18
MF 山口#30
MF 吉武#8
FW 城#9
FW 三浦知#11 >>> 78分 MF シルビオ#6

リザーブ:柴崎#12、坂井#15

得点:なし

警告:89分 小野信#18 (今季7枚目)
退場:85分 早川#5 (今季初、次節?出場停止)

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