2006年12月30日土曜日

2006年間MIPは城彰二選手

 「しゅりんぷと横浜FC」主催、MIP投票所「一節一票(笑)」で、2006シーズンのMIPはキャプテン・城彰二選手#9が受賞となりました。投票総数1312票。皆様のたくさんの投票ありがとうございました。
1位の城彰二(じょう・しょうじ)選手#9は、43試合に出場(うち40試合に先発出場)し12得点。50節・徳島戦の終了後の三ツ沢公園球技場で、今シーズン終了後の選手引退をサポーターに報告。キャプテンとして最後までチームを牽引し、J1昇格とリーグ優勝に大きく貢献しました。私たちサポーターにとってあなたと一緒に戦った4年間は決して忘れることのできないものとなりました。
2位の守護神・菅野孝憲(すげの・たかのり)#21選手は、48全試合にフル出場。若手ながら冷静さを失わない強い精神力と抜群の瞬発力でゴールを死守。第10節・神戸戦から第19節・水戸戦では連続無失点時間770分というリーグ記録と今季J2リーグ最小失点の達成で貢献。イタリアの堅守を象徴する「カテナチオ」という戦術をもじった「ハマナチオ」という言葉を生んだサッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」のJ2リーグMVPも受賞しました。
3位・小野智吉(おの・ともよし)選手#7は、累積警告で3度、退場処分で1度の出場停止処分をうけた以外はすべての44試合に出場。今季も左右のサイドバックとして起用されながら、Jリーグファンサイト「J’s Goal」のJ-STARTS・OPTAによる年間ベストイレブンに菅野#21とともに選ばれました。確かな技術でいぶし銀の守備で貢献。城#9の現役最後となった神戸戦でのゴールをお膳立てする素晴らしいクロスを挙げたのも彼でした。
今シーズンの横浜FCのチームスローガンは「夢に蹴りをつける。」。今まで夢でしかなかった「J1昇格」に必ず決着をつける(けりをつける)、という意味でしたが、選手・スタッフ・フロント・サポーターが団結し最高の結果を生み出すことができました。来シーズン、横浜FCはJ1に初挑戦します。挑戦者として、また一年一丸となって戦いましょう!
なお、当投票では、対象選手が「出場選手」に限られていること、MVPではなくMIPで「もっとも印象に残った選手」という曖昧な基準のため投票者に様々な解釈ができるようになっていますので、実際の選手の貢献度やパフォーマンスを評価するものではありません。年間コンスタントに出場すること、熱狂的なファンがいること、ゴールを決める(決めさせない)こと等、が得票の大きな要素になり、いぶし銀の活躍をしている選手や、出場機会が少なくても素晴らしいプレーをしている選手の得票が比較的少なくなる傾向は否めません。ただ、プロの選手として、応援している人々の「印象に残る」ということは、とても素晴らしいことだと考えます。来年もシーズン開幕からMIP投票を再開しますので、是非、皆様ご協力の程よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

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