1年間で最高の結果を

2010横浜FC新体制発表記者会で、横浜FCの小野寺社長は、挨拶の冒頭で「今年は、なんとしても昇格をしたい」と今季の目標を明言した。過去2年間は、07J1リーグでの最下位という成績と昇格1年目でのJ2降格の反省を踏まえ、「昇格」と同時に「J1に定着できるチーム作り」を目標にしていたが、今季は「昇格」に比重を置く。一方、岸野新監督も「我々の世界は結果がすべてなので、結果を出すために一生懸命プロの仕事をする」と宣言。新たに獲得した選手についても、本来は「可能性のある選手、これから先どうなるか楽しみな選手を見るのが好き」だが、チームの目標を踏まえ「結果を出せるというか計算できる」選手を中心にセレクトしたと告白。「自分のこともわかってくれているし、自分もわかっている選手」で「精度を高めたり、能力を高めることが今は横浜FCに合っている」と解説した。目指すスタイルについては、「相手のボールを奪いに行く、奪ってゴールを目指す、それを繰り返」すアクションサッカーであり、チームについては「日本で一番厳しいトレーニングをして、一番走れるチームにして、一番熱い選手、スタッフの集まりにしたい」と持論を語った。 →J's GOAL