2006年5月8日月曜日

足達前監督が本職で復帰

横浜FCは、横浜FC育成アドバイザーに横浜FCの前監督・足達勇輔(あだち・ゆうすけ)氏の就任が決定したと発表した。足達前監督は、05シーズンにリトバルスキー(2期政権)の後を受け、少ない予算でリーグ戦を戦っていくために「個々の選手の能力のベースアップ」という育成面を期待されて監督に就任。基本に忠実で妥協のない熱血指導でチームを率いたが、戦績は低迷しシーズンを11位で終えた。チームの方針が大きく変わった6月のフィートエンターテイメントによる増資時、数字上もJ1昇格の可能性がなくなった38節、05シーズン終了後など監督交代のタイミングがあったものの、チームは足達監督続投を決定。ところが、フロントは、第1節・愛媛戦での不甲斐ない敗戦後、突然「解任」を決定し、足達監督と今季戦うことを決意していたサポーターに、フロントに対する大きな不信感を抱かせた。その後、サポーターは、第2節・鳥栖戦にて「フロント・選手・サポーター今こそ団結しよう」というメッセージのもと沈黙応援で覚悟を示した。選手・スタッフ達がそれに応え、高木新監督のもとチーム一丸となって12試合無敗記録を続けている。今回のフロントと足達氏の勇気ある決断を素直に評価したい。足達さん、横浜FCへおかえりなさい。あなたが作った技術のベースのもと、横浜FCは快進撃を続けています。あなたの能力がもっとも発揮できる立場で、これからも横浜FCがもっともっと強くなるために力を貸してください。


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