2009年12月1日火曜日

シンギが選手引退

Onos  横浜FC創立時のメンバーで、JFL北九州のJリーグ入会に貢献したミッドフィルダー・小野信義(おの・しんぎ)選手が、ご自身のブログで「今シーズンをもって…、引退します。」と選手引退を発表した。横浜FC創立時からのメンバーで、FW、トップ下、サイドMF、ボランチをこなすユーティリープレーヤーである小野は、テクニシャンである一方、当初はスタミナに不安があり酷評されもしたが、00シーズン終了後、栄養士だった奥様とご結婚し、プレーヤーとしても飛躍的に進化を遂げた。信籐監督のもと2-4-4の超攻撃的布陣で望んだ01シーズンはFWとして14得点を挙げてチーム得点王に。03シーズンには、後藤義一の選手引退に伴いキャプテンに就任し、リティから託されたドイツ代表のキャプテンマークを巻き奮闘した。05シーズン終了後、チームから非継続選手として発表され、キャプテンマークを巻いてフル出場した最終節では、別れを惜しむサポによって信義の背番号である「18」の大きな旗がバックスタンドに掲示された。本人は「皆(環境的な部分で)辛いと言っていたが、自分自身はそんなに辛いと思ったことはない。離れる事になった時の方が辛かった(笑)」と告白し、サポの涙腺を緩ませた。06年からは、当時、北九州リーグに所属していたニューウェーブ北九州で、コーチ兼選手として活躍。07年のJFL昇格決定、09年のJ2入会決定に貢献した。
シンギ、17年間お疲れ様でした。私たちと一緒に戦ってくれた日々は心の中に深く残っています。特に、05年11月9日の天皇杯4回戦・ガンバ戦・94分の勝ち越しゴールはスローモーションのようにまぶたに焼き付いています。北九州に移籍されたあとも、横浜を気にかけてくれて、度々試合を見に来てくれていましたよね。また、違う立場で一緒に戦える日が来ることをこころから楽しみにしています。 →小野信義(ニューウェーブ北九州)オフィシャルブログ

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