2010年12月30日木曜日

2010年間MIPは高地系冶#6選手

 「しゅりんぷと横浜FC」主催、MIP投票所「一節一票(笑)」で、2010シーズンのMIPは高地系冶(たかち・けいじ)#6選手が受賞となりました。投票総数205票。皆様のたくさんの投票ありがとうございました。
1位の高地系冶(たかち・けいじ)#6選手は、今季J2鳥栖から完全移籍加入し、右サイドハーフ、右サイドバック、そしてボランチとしてチーム最長の32試合2712分に出場。高い技術を駆使したチャンスメイカーとしてのみならず、自らも8ゴールを決める得点への嗅覚を発揮し、チーム力を一段上に引き上げてくれました。来季もチームの中心としての活躍を期待しています。
2位となった今季ヴェルディから期限付き移籍加入した大黒将志(おおぐろ・まさし)#9選手は、16試合1,403分に出場し、2度のハットトリックを含む貫録の16得点。6月にチームを去るまでチームとサポに希望を与え続けてくれました。
同じく2位となった、J1ガンバから期限付き移籍加入した寺田紳一(てらだ・しんいち)#36選手は、後半は怪我に悩まされ、28試合2,045分出場し4得点の実績でしたが、持ち前の高い技術に加えて、岸野監督に求め続けられた泥臭さ・必死さを身に纏い、グレードアップ。素晴らしいプレーでサポを魅了し続けました。
横浜FCは、J2鳥栖を退任した岸野靖之氏を新監督として迎えスローガン「昇格~再び一緒にあの舞台に」を掲げ、積極的な補強をシーズン中にもしながら36試合を戦い抜き、16勝15敗6分54得点47失点の6位という成績でシーズンを終えました。開幕直後は内容はいまひとつながらも3連勝で大いに期待しましたが、4節以降には連敗を繰り返し大きく躓き低迷。しかし、W杯による中断期に断行した宮古島キャンプ後、岸野監督のサッカーを徐々に実践できるようになり、25節以降は7勝4敗3分のという好成績で、36節まで昇格の可能性を数字上も残しながら、モチベーションも高く戦うことができました。残念ながら「昇格」のためのリーグ戦3位以内という結果は達成できませんでしたが、天皇杯3回戦・J1川崎戦の惜敗も含め、来季に大いに期待ができるようになってきたと思います。残念ながら今季も沢山の選手がチームを離れることになりましたが、久々に監督が続投することになり、来季はまた一からの出直しではなく、今年戦ってきたベースへの積み上げが期待できます。もう一度、日本最高峰のリーグで戦うために、来季も06シーズンのように横浜FCに関わるすべての人々が一丸となって、J2優勝で昇格を成し遂げましょう。
なお、当投票では、対象選手が「出場選手」に限られていること、MVPではなくMIPで「もっとも印象に残った選手」という曖昧な基準のため投票者に様々な解釈ができるようになっていますので、実際の選手の貢献度やパフォーマンスを評価するものではありません。年間コンスタントに出場すること、熱狂的なファンがいること、ゴールを決める(決めさせない)こと等、が得票の大きな要素になり、いぶし銀の活躍をしている選手や、出場機会が少なくても素晴らしいプレーをしている選手の得票が比較的少なくなる傾向は否めません。ただ、プロの選手として、応援している人々の「印象に残る」ということは、とても素晴らしいことだと考えます。来年もシーズン開幕からMIP投票を再開しますので、是非、皆様ご協力の程よろしくお願いいたしますm(_ _)m。 →2010年年間MIP

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