2000年10月2日月曜日

後期第6節・ジャトコT.T.戦 at 富士総合運動公園

 東海道新幹線の新富士駅を降り、タクシーの乗りこむ。「お客さん、横浜の応援?さっきも仙台から来たっていう人乗せてね。4時間かかって来たって」とサポーターの熱心さに驚いていた。Jリーグを目指すチームを市民が支えているということについても、ピンとこないようで、「大変だよねぇ」と同情されてしまった。「きょうはお客さんで3往復目だ。帰りもこのあたりにいるから、よかったらタクシー使ってね」。2,130円也。
CKを一平ヘディング!かすらず…。「えぇー、ビール売ってないの!」 売店には焼きそばがあるのに、ビールがない。今一つ盛り上がらない。試合内容も同様だった。1-0。FWという新しいポジションで先発(今日の先発はオフィシャルサイトの選手紹介をそのまま適用すれば4-6-0の布陣?そんなわけない)の小野信義選手(背番号18番)のスルーパスが、もう一人のFWで、今日は初めからDFの裏に走りこむ動きを狙っていた増田功作選手(背番号11番)に渡り、中央から崩してからの1点のみ。今日はサイド攻撃がまったく機能していません。サイドハーフの横山博敏選手(背番号13番)と田島 宏晃選手(背番号15番)苦労して突破して、苦労してセンターリングをあげても、簡単にカットされて終わり。中央から突破してシュートを打つコースがあっても、パスしたり、ポストになろうとしたり…。残念なプレーが多くありました。
一平と有馬 Man of Matchは「アトランタオリッピンク代表候補」水原大樹選手(背番号21番)ですね。試合終了間際のスーパーセーブの連続は頼りになります。久々の完封勝利ですけど、今日はディフェンスが修正されたというよりは、彼の反射神経とポジショニングのおかげでしょう。ShrimpのMIPは、同時に途中出場の渡辺一平選手(背番号20番)と有馬賢二選手(背番号9番)です。交代するためにピッチ脇にいるだけで、ふたりとも「なんかやってくれるぞ」、というわくわくとした気持ちを期待をサポーターに与えてくれる。実績と人気のあるプレーヤーです。今日はなんにもやってくれませんでしたけど…。
悩めるリティー リティーは辛そうでしたね。審判はいつもどうりなので、怒鳴ってもオマケみたいなものですが、自分の思い描くサッカーが実現できないもどかしさのようなものを感じているのでは。前半に一度だけ横浜FCの左サイドで、後方から細かいダイレクトパスが5、6回立て続けに通って、ゴール前までシンプルに運んだ瞬間がありました。シュートまでには行かなかったものの、あのプレーは好きです。もっとやって欲しい。
アウェー(とはいっても横浜FCのサポータの応援は負けてなかった)で勝点3。来週の国士舘大学戦は三ツ沢です。頼むよ。
さあ、帰ろうと思って、タクシーを捜したら1台もない…。仕方なく適当に歩いてバス停までいって、吉原中央駅とういうところでバスを乗り継いでなんとかJRの富士駅までたどり着き、三島駅から新幹線で帰りました。アウェーまで見に行ってるんだから、駐車場がないから公共の交通機関を使えって言ったんだから、もっとちゃんと帰り道ぐらい誘導してくれ。桜えび弁当は美味かったです。

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