2005年12月30日金曜日

2005年間MIPは吉武剛

 「しゅりんぷと横浜FC」主催、MIP投票所「一節一票(笑)」で、2005シーズンのMIPは吉武剛選手#8が受賞となりました。投票総数859票。皆様のたくさんの投票ありがとうございました。
 1位の吉武剛(よしたけ・つよし)選手#8は、27試合に出場(うち18試合に先発出場)し2得点。第32節・徳島戦で、「小さい頃からの夢だった」というカズダンスを三浦知#11と一緒に踊ったことで、一躍有名になりました(笑)。左サイドで中島#27、三浦知#11らとみせたコンビネーションは素晴らしいものでした。横浜FC創立時のメンバーである小野信義#18がチームを離れ、重田征紀#2が引退した今、00年に津工業高校からルーキーとして加入した吉武#8は、チームで一番の古株となりました。横浜FCの顔として来シーズンの更なる活躍を期待します。
 2位のキャプテン・城彰二(じょう・しょうじ)#9選手は、40試合に出場(うち39試合に先発出場)し、チーム得点王の12ゴール。J2リーグでも、得点ランキング11位でした。今年からエースナンバー9を背負ったキャプテンは、突出した技術と勝利に対する熱い気持ちでチームを牽引。10試合しか勝てなかった今期は、負けず嫌いの城#9にとって屈辱のシーズンだったでしょう。敗戦後の悔しそうな表情も印象的でした。大敗した最終節後の挨拶で、「今日のこの結果が今の全て」と課題を語った城#9が、J1昇格へ向けた改革のリーダーとして活躍してもらいたいです。
 3位・小野智吉(おの・ともよし)選手#7は、37試合に出場(うち31試合に先発出場)し、1得点。左サイドのMF、左サイドバック、右サイドバックと、怪我人などのチーム事情でさまざまなポジションで起用されながら、Jリーグファンサイト「J’s Goal」のJ-STARTS・OPTAによるベストイレブンにチーム最多の7度受賞。ユーティリティさを発揮してチームに貢献しました。
 今シーズンの横浜FCのチームスローガンは「MAKE PROGRESS(進歩しよう)」。選手一人一人のレベルアップを期待したシーズンでした。チームの経営大転換、ベテラン大物選手の加入など話題性に富んだシーズンではありましたが、欲しいのは結果です。メイク・プログレスを、マケ・プログレス(負けプログレス)と揶揄されて悔しい思いをしたリベンジとして、来シーズンJ1昇格を果たしたいですね。
 なお、当投票では、対象選手が「出場選手」に限られていること、MVPではなくMIPで「もっとも印象に残った選手」という曖昧な基準のため投票者に様々な解釈ができるようになっていますので、実際の選手の貢献度やパフォーマンスを評価するものではありません。年間コンスタントに出場すること、熱狂的なファンがいること、ゴールを決める(決めさせない)こと等、が得票の大きな要素になり、いぶし銀の活躍をしている選手や、出場機会が少なくても素晴らしいプレーをしている選手の得票が比較的少なくなる傾向は否めません。ただ、プロの選手として、応援している人々の「印象に残る」ということは、とても素晴らしいことだと考えます。来年もシーズン開幕からMIP投票を再開しますので、是非、皆様ご協力の程よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

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