

横浜FCは、高地系冶(たかち・けいじ)#6、難波宏明(なんば・ひろあき)#9、野崎陽介#13(のざき・ようすけ)#13の3選手と「2012シーズンの契約を更新」したと発表した。 今季J2リーグで、高地#6は29試合2,347分出場し4得点、難波#9は、19試合1,709分に出場し、6得点、野崎#13は35試合2,255分に出場し6得点の実績だった。 →オフィシャルサイト/移籍情報


「しゅりんぷと横浜FC」主催、第91回横浜FC・MIP投票所「一節一票(笑)」で、11月と12月の月間MIPに、藤田優人#39(ふじた・まさと)#39選手が選ばれました。11月と12月のリーグ戦の戦績は3勝2敗。34節に15試合負けなしでJ1昇格へまっしぐらな鳥栖に完敗するも、35節・湘南には、俺たちの丘・三ツ沢でチーム一丸となって13試合ぶりの勝利を掴むと、36節・熊本戦でも、ハードワークで2連勝。ホーム最終節となった37節・京都戦では、勝利への強い気持ちを前面に出しながら、善戦するも終了間際に2得点されてしまう大逆転負けで、三ツ沢に駆けつけたサポ・ファンをがっかりさせてしまいました。しかし、38(最終)節・富山戦には完封勝利で勝利し、最後の最後で意地は見せることができました。MIPの藤田優#39は、敗戦した37節以外に左サイドバックとしてフル出場。終盤になっても落ちない運動量とスピードでチームの推進力として魅せてくれました。また、MIP投票の同率2位となった寺田紳一(てらだ・しんいち)#17は、4ヶ月にも及ぶリハビリを経て34節に復帰し、高い技術によるキープでチームを落ち着かせ、鋭いパスで攻撃の基点となってくれました。もうひとりの2位の荒掘謙次(あらぼり・けんじ)#24を含め、最後に我々の心に残るようなプレーで意地を見せてくれた3選手は、来季横浜FCを離れることが既に発表されています。非常に不安ではありますが、もうひとりのMIP2位に選ばれ、来季も一緒に戦うことが決まっている佐藤謙介(さとう・けんすけ)#23選手の更なる成長と活躍に期待したいと思います。 →一節一票(笑)



J1チャンピンでFIFAクラブワールドカップジャパン2011で4位となった菅野孝憲と中島崇典のJ1柏は、藤田優人(ふじた・まさと)#39選手の「マリノスからの移籍加入が決定」したと発表した。今季、マリノスから期限付き移籍加入した藤田優#39は、スピードと運動量を兼ね備えた右サイドバック兼ボランチ。横浜FCでは主力としてJ2リーグで34試合3,060分に出場し、2得点の活躍だった。 優人、今年は大変苦しい1年でしたが、あなたの活躍がなければ、もっと惨めな結果だったでしょう。横浜FCを支えてくれてありがとう。新天地でのご活躍を心からお祈りしております。 →柏レイソルOfficial Site
横浜FCは、西田剛(にしだ・ごう)#18選手が、同じJ2でチーム統括部長に神野卓哉氏が就任した「アビスパ福岡へ完全移籍することが決定」したと発表した。09年に阪南大学から新加入した西田#18は、高い身体能力を持ちつつ「気持ちを全面に出してチームの勝利の為にファイトできる」ストライカー。明るい性格で、サポにもこよなく愛された。09年第1節・湘南戦の72分から途中出場、その89分にゴールを頭で決め鮮烈なJデビューを果たし、初先発の同18節・愛媛戦では、9分にヘッドでファインゴール、41節・熊本戦でもロスタイムに劇的な同点ヘッドを決めるなど、ルーキーながらFWの軸として44試合3,032分に出場し4得点の実績だった。岸野監督を迎えた10年は、大黒将志とのコンビを確立しゴールを量産(年間7ゴール)したが、大黒が移籍しカイオ#10が加入すると次第に出場機会が減少。なかなか同時に起用されなかったが、難波宏明#9とのコンビは秀逸で、カイオ#10の出場停止処分で先発のチャンスを得た31節・千葉戦の43分には、43分に左サイドの深い位置からの難波#9のセンターリングを高い打点から右ゴールポストの内側に当てる素晴らしいゴールで魅せてくれた。しかし、FWとして先発の座を奪い取るにはいたらず、サイドハーフでも起用され、29試合1,551分の出場にとどまった。今季は、藤田祥#25の加入もあり、さらに出場機会が減少。6月19日の17節・千葉戦と18節・京都戦では、2試合連続のカイオ#10の同点弾を得意のヘッドで演出するなど熱いプレーで魅せてくれたが、10年と同様に途中出場や右サイドハーフとしての起用が続いた。9月21日の練習中に右足第五中足骨骨折で全治4ヶ月の怪我をしてしまい、19試合804分に出場し2得点の実績だった。西田#18は、ご本人のブログで、出場機会を求め、新しい環境で挑戦するための移籍であると告白。「移籍したからには必ず成長した姿を皆さんに見したい」と決意を語った。剛、来期一緒に戦えないのがとても辛いです。新天地で横浜FC戦以外での活躍をお祈りしております。 →オフィシャルサイト/西田剛オフィシャルブログ「剛る!GOAL!」
横浜FCは、荒掘謙次(あらぼり・けんじ)#24選手が、同じJ2の「栃木SCへ完全移籍することが決定」したと発表した。今期、同志社大学から新加入した荒堀#24は、、「左右両足から繰り出される精度の高いキック、ドリブルで人をかわす力を持っている。状況判断に優れており、走れて闘える選手」。第84回全国高校サッカー選手権大会・決勝では、滋賀県立野洲高等学校の2年生ながらディフェンダーとして先発し、23分にコーナキックからヘディングで先制ゴールを上げ、優勝に貢献した。今期2試合目の8節・鳥栖戦に右サイトバックとして途中出場し公式戦デビュー。9節・湘南戦で先発し、開始直後の1分に右サイドを切り裂いて、湘南の出端を挫く先制ゴールを決めてサポを魅了した。9月3日の4節・北九州戦では、9分にスカパー!のJ2第4節ベストゴールにも選ばれた華麗なコンビネーションによるダイレクトパスからの股抜きゴールを決めるなど、記憶に残るプレーで活躍。ルーキーながら30試合2,178分に出場し3得点の実績だった。ボリ、来期一緒に戦うことができず、とても残念です。 →オフィシャルサイト
日本プロサッカー選手会主催のチャリティーマッチ「クリスマス・チャリティーサッカー2011」が、ユアテックスタジアム仙台で開催され、池元友樹が国内外のJPFA所属選手より選出された「JAPANドリームス」のFWとして先発し前半に出場。関憲太郎(せき・けんたろう)#31は、東北地方に縁のあるJPFA所属選手より選出された「東北ドリームス」のGKとして、後半途中から出場した。試合は、4−2でJAPANスターズが勝利した。 →JPFA日本プロサッカー選手会



12月8日に発売された「Sports Graphic Number 793 (12月22日号)」で、元セレソンのMFで現在ノヴァ・イグアスFC(ブラジル・リオ・デジャネイロ州)の監督を勤めるジーニョ(Crizan Cezar De Oliveira Filho)氏が、三浦知良(みうら・かずよし)#11ついて、「彼が所属しているのは、僕がいた横浜フリューゲルスを前身としているクラブだよね。僕はフリューゲルスでプレーしていたあの時代を、すごく懐かしく思っている。だから、横浜FCのファンなんだ。あのクラブを愛する一人として、盛り上げてくれていることに、ありがとうを言いたいよ。」とコメントした。 →Number Web
横浜FCは、三浦知良(みうら・かずよし)#11選手が、「Fリーグ(日本フットサルリーグ)エスポラーダ北海道の選手としてJリーグ選手枠登録」すると発表した。三浦#11は、2012年1月15日(日)に開催される、Fリーグ2011 powered by ウイダーinゼリー第23節エスポラーダ北海道対府中アスレティックFC(12:30/きたえーる)の試合のみ選手登録する予定。 →オフィシャルサイト
横浜FCは、関憲太郎(せき・けんたろう)#31選手が、12月23日にユアテックスタジアム仙台で行われる「日本プロサッカー選手会クリスマス・チャリティーサッカー2011」と題したチャリティーマッチで東北選抜と対戦するJPFA(日本プロサッカー選手会)選抜チームのメンバーに、池元友樹(いけもと・ともき)と共に選出されたと発表した。→オフィシャルサイト/JPFA日本プロサッカー選手会
Jリーグは、2011JリーグアウォーズでJ2 Exciting 20(Jリーグアウォーズの観覧応募者が、今季に最も活躍したと思われるJ2クラブの選手を1名投票。各クラブで最も得票数が多かった選手)に選ばれていた野崎陽介(のざき・ようすけ)は、J2 Exciting 20の中から、Jリーグアウォーズに来場したファン・サポーターの投票によって選ばれる「J2 Most Exciting Palyer」に選出されなかった。また、フェアプレー個人賞を太田宏介(おおた・こうすけ)、功労選手賞を三浦淳宏(みうら・あつひろ)が受賞。優秀選手賞には、太田の他、菅野孝憲(すげの・たかのり)が選ばれていた。 →Jリーグ公式サイト

第38(最終)節・富山戦後の監督記者で、岸野GM兼監督は、今季の成績不振の最大の理由について、「チームを成長させるうえで最も大事な競争原理をつくることが難しかった。けが人が多く、ゲームの中で大きなミスをした選手でも試合に出さざるを得ない状況が多かった。トレーニング量を増やすこともできず、鍛える、育てるという面が弱かった」と解説。来季に向けては、ポジションを争って奪い取るために「自分自身の価値を高めるために努力」し、「サッカーはチームスポーツなのだから。仲間を思って行動できることは大事。それを言葉でもプレーでも表せる選手」を「たくさん作りたい。それがチームが強くなるために大事なことだ」と語った。 →J’s Goal
J2リーグ第38(最終)節、横浜FCは、カターレ富山とアウェイ・富山県総合運動公園陸上競技場で対戦、2-0(前半:0-0、後半:2-0)で勝利しました。
横浜FCは、横浜FCユース所属のMF小野瀬康介(おのせ・こうすけ)選手の2012シーズンの「トップチームへの昇格が内定」したと発表した。ユースからトップチームへの昇格は05年の大槻亮輔(おおつき・りょうすけ:現在、関東サッカーリーグ1部の東邦チタニウムに所属)選手、10年の橋村祐太(はしむら・ゆうた:現在、J2北九州に期限付き移籍中)選手に続き3人目。176cm・65kg・18歳の小野瀬#40は、「基礎技術がしっかりとし、パスも仕掛けもできるマルチプレーヤー」。今季8月に、2種登録され、J2リーグで3試合分出場した。デビュー戦となった3節水戸戦では、81分から途中出場。その直後の90+7分に右サイドからドリブルで切り込み、野崎#13の決勝点を演出し、いきなり結果を出してサポを魅了した。小野瀬#40選手、改めてトップチームにようこそ!来季の活躍期待しています。 →オフィシャルサイト
第37節・京都戦後の監督記者で、岸野GM兼監督は、今季を象徴するような失点をしてしまったことについて、「ちょっとバテていたところもあったし、緩んでいたところもあるんですが、それでも選手として強くなっていくのにそこができないといけない」と解説。「最後あそこまで押し込まれて、それでも守れると俺は思う」と今年できなかったことと、来季やるべきことが、「最後に出た」と語った。 →J’s Goal
J2リーグ第37節、横浜FCは、京都サンガFCとホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で対戦、1-2(前半:1-0、後半:0-2)で敗北しました。24分に野崎#13のクロスを難波#9が泥臭く決めて先制。チーム一丸となってハードワークを徹底し、堅守から追加点を狙います。ところが終了間際の90分と後半のアディショナルタイム4分に立て続けに失点。ホーム最終戦の勝利と3連勝を逃してしまいました。
警告:57分 渡邉将基#20(今季1枚目・累計1枚)、90+6分 森本良#28(今季5枚目・累計1枚)
退場:なし
横浜FCは、元ブラジル代表のFW・フランサ(Francoaldo Sena de Souza)#8選手と「契約満了にともない当クラブと来季(2012シーズン)の契約を更新しない」と発表した。低迷するチームの起爆剤として11シーズンの8月に加入したフランサ#8は、高い技術でチャンスを生み出しサポを魅了。2-7で大敗した28節・ヴェルディ戦では、69分から出場し85分に芸術的な右足アウトサイドでゴールで魅せ、「魔術師」の片鱗を見せたものの、走力に難があることからリーグ戦では先発出場はなく、36節までは9試合456分の出場に止まっている。→オフィシャルサイト/移籍情報
横浜FCは、岸野靖之(きしの・やすゆき)監督と「2012シーズンの契約を更新(契約期間は2012年2月1日~2013年1月31日まで)することで合意」し、「兼務しておりますゼネラルマネージャーの職務は、2011シーズンを持ちまして辞任し、2012シーズンは監督としての職務に専念」すると発表した。09シーズンにJ2鳥栖を5位に躍進させた実績を引っさげて10シーズンから横浜FCの監督に就任した岸野は、09シーズンに11勝29敗11分の16位だったチームを、10シーズンに16勝15敗6分の6位に躍進させた。優勝でJ1昇格を目標に自ら選んだ12選手を補強して11シーズンに臨んだが、36節終了して10勝18敗8分の18位と低迷、来季の去就が注目されていた。岸野監督、今シーズンは本当に残念な結果でした。来年こそ素晴らしい成績で魅せてやりましょう。 →オフィシャルサイト/移籍情報
第36節・熊本戦後の監督記者で、岸野GM兼監督は、選手が「集中してしっかりファイトしたし、相手の高さに対しても皆集中して、次の動き出しも速かった」と評価。湘南戦前の練習と同様にやった「厳しい練習を今週もやって、今日の試合で結果が出て良かった」とコメントした。 →J’s Goal
J2リーグ第36節、横浜FCは、根占真吾を先発、片山奨典を77分から出場させ、岩丸史也をベンチ入りさせた高木琢也監督率いるロアッソ熊本とアウェイ・熊本県民総合運動公園陸上競技場で対戦、1-0(前半:1-0、後半:0-0)で勝利しました。寺田#17のスルーパスから抜け出した藤田祥#25が決勝ゴール!
第35節・湘南戦後の監督記者で、岸野GM兼監督は、この1週間のトレーニングのテーマのひとつ「基本技術の向上」について、「トップスピードでしっかりコントロールして、また動いている味方に渡せる。これを長時間繰り返して、へたった中でもできるようにする。そうすればへたってなければ多少はできる」と解説。今まで「自分が考えるトレーニングが、怪我人が多かったり、いろんなことがあってできなかった」が、今季の試合が残り4試合なので、試合で起用できる選手が「11人ぐらいいればいいかなと思って、思い切りやって、選手が食らいついてがんばってくれた」と告白した。 →J’s Goal
J2リーグ第35節、横浜FCは、臼井幸平を先発させた湘南ベルマーレとホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で対戦、3-2(前半:1-2、後半:2-0)で勝利しました。開始10分、左サイドを崩した野崎#13のクロスを難波#9が冷静に決め手先制するも、直後の11分に失点。34分には横浜の右サイドから豪快にミドルシュートを決められて逆転を許してしまいました。しかし、68分にエデル#7を投入し、ボランチの位置に野崎#13が入ると中央からの攻撃の推進力がアップ。78分から途中出場した荒掘#24が、86分に藤田#25のアリークロスを叩き込んで同点!アディショナルタイム4分には、自らのボレーシュートで得たコーナーキックからのラストチャンスを、押し込んだ野崎#13のゴールで逆転勝利を掴みました。チーム一丸で勝ち取った13試合ぶりの勝利。第17節・千葉戦(1-1)の興奮を思い出したのは、私だけでしょうか?
警告:30分 中野洋司#26(今季9枚目・累計3枚)
退場:なし
AFC ・U-19選手権大会2012・予選ラウンド・グループE・第5節・U-18韓国代表戦で、小野瀬康介(おのせ・こうすけ)#40選手は、U-18日本代表の選手として82分から途中出場した。試合は、0-1(前半:0-0、後半:0-1)で日本代表が惜敗しグループEで3位だったが、グループF3位のマレーシア、グループG3位のインドネシアより成績が上回ったため、予選を突破した。12年11月に開催されるアジア最終予選を、U-20ワールドカップ出場を賭けて戦うことになった。 →JFA
Jリーグは、第34節・鳥栖戦の83分に退場処分を受けた高地系冶(たかち・けいじ)#6選手について、「ボールの競り合い時に、腕を振り上げ過剰な力で相手選手の顔付近を打ったことから、『乱暴な行為』に相当すると判定」し、第35節・湘南戦と第36節・熊本戦の2試合に出場停止処分とすると発表した。→Jリーグ公式サイト
第34節・鳥栖戦後の監督記者で、岸野GM兼監督は、「鳥栖の攻撃はセットプレーと豊田狙いのクロスを繰り返す」とわかっていたが、警戒していたセットプレーから2失点してしまったと解説。「うちのほうが、甘い選手、緩い選手が多すぎ」る上に、「格好をつける選手が多い。クロスを上げる機会があるのに入れなかったり、足元のパス10本で1点みたいな考えもいるし、ゲームをぶち壊す選手もいる」と苦言を呈した。 →J’s Goal