2007年12月30日日曜日

スゲ、横浜を去る

 横浜FCは、守護神・菅野孝憲(すげの・たかのり)#21選手の「柏レイソル(J1)への完全移籍が決定 」したと発表した。03シーズンにヴェルディユースから横浜FCに加入した菅野#21は、チームが17節・川崎戦に0-4で大敗したことを契機に抜擢されてから、試合を重ねるごとに急速な成長を遂げ、横浜FCの絶対的な守護神として君臨することになる。年齢を感じさせない物怖じしないプレーぶりで、多くのサポを魅了。ゴム鞠のような瞬発力と相手選手との接触を恐れぬ勇気ある飛び出しによるスーパーセーブでゴールを守り続ける一方、正確なフィードで攻撃の基点ともなった。ゴール前でしっかりと時間を使い、チームに落ち着きと相手チームにプレッシャーをかける「菅野劇場」は、相手サポのブーイングを糧とし、チームとサポに信頼と自信を与えていった。03シーズン24節・大宮戦の前半1分に退場処分を受けた最短退場記録、04シーズンJ2リーグ22節・鳥栖戦での88メートルのフリーキックから直接ゴールを決めた最長ゴール記録、06シーズンには、10節・神戸戦から19節・水戸戦までの770分の最長連続無失点記録など、Jリーグ史上の記録を次々と塗り替えた。06シーズンは、不動の守護神として0.67という驚異的な失点率で、J2リーグ優勝とJ1昇格に大きく貢献。07シーズン、横浜FC初挑戦のJ1リーグでは全34試合にフル出場し、副キャプテンとしてチームを牽引した。最下位でリーグ史上最速降格決定という最悪の成績のなかでも、菅野#21個人は、J1リーグの監督・選手が選考した新人王や2007年度第40回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の新人賞も受賞する活躍だった。29日には、公式ブログで、一ヶ月にも渡る葛藤の末、「更なるレベルアップをすべく環境を変えてみたい、その機会は今しかない」と移籍を決意したと発表していた。
スゲ、昨日のあなたのブログの更新で気持ちは伝わりました。でも、新人王授賞式のときのように「というのは冗談で、横浜FCで再びJ1昇格と代表入りを目指します」といって欲しかった…。あなたがルーキーとして奮闘しているときに生まれ、「孝憲」と名付けた次男はもう4歳。あれから5年も経つんですね。これからもお互い成長を続けていきましょう。そして、いつかまた一緒に戦えることを心から楽しみにしています。いままでありがとう。そして、これからもよろしく。→オフィシャルサイト/横浜FC移籍情報

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